睡眠外来で教えてもらったこと
不眠症になって
初めて睡眠の大切さを知りました。
眠れないつらさは半端なものではない。
本当におかしくなってしまうのではないか、
と思いました。眠らなくてはと思うほど眠れなくなる負のループ。本当に辛いです。
なんとかぐっすり眠れるようになりたいけどどうしたら良いの?
自分の睡眠の何がいけないんだろう、、
と悩んでいたところ
同じように不眠で苦しんだことのある方が
睡眠外来のあるクリニックを教えてくれました。
睡眠外来!?
外来があるの?あるんです。
私が教えてもらったのが
神田にあるベスリクリニック。
睡眠外来の他にもこころ外来、タッピングセラピー、減薬プログラムなど働く人に優しいカウンセリングも充実したメンタルクリニックです。
睡眠外来当日。
どんな話が聞けるのだろうと、ドキドキしながら受診しました。
まず自分の睡眠について一番気になっていることをリストから選んで、それを糸口に診察が始まりました。
まずは、neru noteという小さなノートを渡されて睡眠時間を毎日記録するように言われました。記録してみると、意外と睡眠時間が取れていることに驚き👀。あと自分の睡眠の特徴がよくわかります。睡眠を客観的に冷静に見ることができるオススメツールです。もうかれこれ2ヶ月続けてます。
そして、睡眠についてのありがちな勘違い。
不眠がちになると、ねなきゃいけないと焦って眠くもないのに布団に入ってしまう。でも眠れない→負のループ。これ🙅♀️。
睡眠時間は人それぞれで、日中の眠気で困らないくらいならねる時間はバラバラでも問題なし。そうではなく起きる時間を一定に保つことの方が大事。基本は疲れて眠くなったらねる。
睡眠薬を飲んだ時も飲んで眠くなってから布団に入るようにした方がよいですよ、とのこと。脳に眠い感覚を覚えさせてあげるのだそうです。
◯時間寝なきゃ!とか気にしすぎるのも良くないのですね。大らかに大らかに。
睡眠は最初の入眠から3時間くらいの熟睡感が特に大事なんだそうです。この間に集中して分泌される成長ホルモンが、子どもの体の成長や成人の疲労回復などに役立っているから。ぐっすり眠れるような環境の工夫が必要ですね。
それから人間の体内時計の働きについて。
起床後に太陽の光が目から入る
↓
1日の体内時計がスタート
↓
14〜16時間後メラトニンという眠りの準備をもたらすホルモンが分泌される。
という働きがあるそうです。
ポイントは朝太陽の光を浴びて、しっかり体に朝が来た!と分からせること。5分くらいの日光浴げできたら最高ですね。
メラトニンは明暗で左右されるホルモンなので、しっかり暗くして寝つきを良くすること。
光の環境にメリハリをつけることで、体内時計の働きの効果を最大限に活用できるようにしよう、ということです。
他にも深部体温の話などあるのですが、それはまたの機会ということで。
些細なことのようにも感じますが、体は本当に繊細にできていて。日々少しずつ体を労ってより良い睡眠が取れるようにしていきたいですね。
不思議なことに、睡眠外来を受けたその日から
まとまった時間眠れるようになりました。
睡眠薬は飲んでいてもそれまでは夜中に目が覚めてしまうことが多かったんです。
neru note のおかげ?専門家に話を聞けた安心もあったのかしら??
何はともあれ行って良かった。