あざやかに イメージしよう

関東地方も梅雨入りし、今日は台風も近づいているからか、朝からしとしと雨が続いています。アジサイが生き生きしていますが、わがやの小4娘は何やら浮かぬ顔。ここ数日平日の朝になると気持ちが悪くなって学校に行くことができなくて。今日は体調は悪くないようなのですが、学校に行きたくないと泣きだしてしましました。月曜の朝から。ひゃーまじかー!?

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うちは共働きです。先週も何日か休んでいるので、そうそうは仕事を休むこともできません。焦りながらそれを説明しても、泣きながら行きたくないの一点張りです。やむを得なし、今日はママが休むから、明日からは何とか頑張っていってみよう!と声をかけ今日は休みをとることにしました。

 

何か学校であるのかな、と聞いてみると、最初は、分からないけど行きたくない、としばらく言っていました。でも色々話を振ってみると、ポツポツ話し始めました。どうやらお友だちとの関係でうまくコントロールできないことがあるよう。いじめられているのではないけど、断っても一緒に遊ぶことを強要されてしまうのがつらいと。断わると仲間外れのようにされる。やりたくないことを強要されるのがどうしても嫌だし、それに付き合ってもちっとも楽しくない。そのことを考えただけで学校に行きたくなくなるということでした。

 

聞いていて、それは大変だなと思いました。大人ならある程度わりきって職場の他に居場所を見つけたりできそうなことも、学校という狭い世界の中。子どもにとっては家か学校かいずれかしか居場所がありません。そしてお友だちはいつも大抵同じメンバーで固まっているそうで、ほかのグループに行くにも難しい状況のようです。娘の性格からしても、私のようにずぶとくマイペースでいられるタイプでないのはよくわかるので、気持ちが塞いでしまうのは想像ができます。

 

私たちにできることってなんだろう。

 

まず、学校の先生に状況を伝えました。先生は特に気になるところは感じられないとのことでしたが、先生と本人で一度お話ししよう、ということになりました。

 

わたしからは何を伝えよう。

今まで経験した嫌なことが、外の心として色々話かけてきて学校に行くのが怖くなってしまっているけど、本人の内の心はその子とどんな関係を求めているのだろう?と思って、その子との理想の関係ってどんなイメージ?と聞いてみました。娘からはそんなことイメージしたこともない!という回答が返ってきました。あら、びっくり。No image?じゃあそれをイメージすることから始めよう。と言ってみました。だってイメージのないことを実現するって難しいと思うんです。まずこうありたい、っていう目標を立ててみようと。それに向かって毎日過ごしてみよう。ママ応援するから。と伝えました。

 

あとは、どこか学校以外にも居場所ができないか考えて、近所の図書館に相談することにしました。子どもがどうしても学校には行きたくないけど、図書館なら行ってもいい、という時に、平日の学校の時間に図書館に来てもよいものでしょうか、、、。共働きなので、なかなか簡単に休みも取れなくて。とざっくばらんに聞いてみました。図書館の方は、子どもたちは一人で自由に図書館に来ることができるし、特に小学校も高学年になれば一人でいることで詮索したりはしないですよ。と言ってくださいました。ほっ。これなら大丈夫かも。

 

あとは本人の内なる力を信じて。エールを送り続けよう。状況によってはまた別の策を考えればいい。こちらも大きく構えていないといけない、と自分に言い聞かせてます。

 

今まで自分の気持ちを主張することもなくお友だちにくっついていた娘。その娘が心の葛藤を抱えている。成長している証なのだと思います。そしてわたしたちも試されているのかな。どこまで親が出て行くべきか、子どもに委ねるか、じっくり見守っていきたいです。