”組織にいながら、自由に働く。”を読んでみました。

発刊前の本を予約購入することなんてほとんどない私ですが、著者の仲山進也さんについてのネットの記事を読んで、思わずポチりました。なぜか?私もこんな働き方を目指したいからです! 

 

 仲山さん曰く、自由な働き方は

「加+」→「減-」→「乗×」→「除÷」

の4ステージを形態を変えながら進化することで実現すると。そして各ステージの詳細をみずからの経験を交えて解説しているのですが、組織で働く自分にもできるんじゃないか、とほのかな期待が湧いてきました。

 

この本が世に出たのは、時代の変化の中で私たちの働き方も大きく変わることを象徴する出来事なのかもしれません。そう感じるくらい、今の世の中の流れにマッチしていて。組織にいながらにして組織という壁はなくなり、今後は組織の中の個人がより自由に動くことができる機会が増えるのは間違いない!と感じました。

 

さてさて、本の内容について。まず「加+」のステージから。印象に残ったのは、仕事のモヤモヤの正体をはっきり意識することが大事だということです。モヤモヤを「夢中」に持って行くまでの過程が丁寧に説明されています。そして夢中に仕事をして行く中で、全体像が見える人になり、自分の強みが分かるようになってきて。それでいながら社内の人を含めた「お客さん」という変化の最前線にたゆたえるようになるのが大切なんですね。

 

「加+」のステージから、次は「減-」ステージへ。ここでは、自分に理由がある「自由」にこだわり、他人に理由がある「他由」を思い切って減らす。自分の軸となる強みを1本つくるためには、いくつかある自分の強みすら減らしてしまう。大きく空けると大きなものが入ってくるという、思い切りが必要なステージですね。意外とこの思い切りが難しい。自分は今まさにこのステージにいると感じます。さて私は何を減らさなくてはいけないのか。これからこの本を参考にして検証していきたいです。

 

そして、話は「乗×」→「除÷」へと進みますが、自分がそのステージにいないからか、今ひとつ内容がまだピンとこないのです(涙)。ということで、私が今書けるのはこの辺りまでになってしまうのかな。自分も次のステージに進みたい!もし、これ以降にも興味のある方はぜひ読んでみて下さいね。

 

著者の仲山さんは私と同年代。40代半ばにしてすでに「除÷」の域に達しているんですね。はぁーすごいなぁ。仲山さんからはだいぶ遅れてしまっていますが、私も少しでも追いつけるよう指南書とさせて頂きたい1冊です。